原材料
値段
チットラッツ 1,650円
箱 210円
原材料
原材料は箱根西麓で育った高糖度の三島甘藷を使用しました。箱根西麓の火山灰土と赤土の混じった土壌は、サツマイモ栽培にも最適といわれています。この「山北印の三島甘藷」は、昭和の初め頃、サツマイモの最適銘柄として全国の相場を左右したといわれております。麹菌はあえて日本酒に使う黄麹を使用し、酵母に至っては全国でもトップクラスの日本酒を生み出す静岡県内の蔵元のほとんどが使用している静岡酵母(Now5)を使用しています。
「チットラッツ」の割り水は、富士山の雪解けが数百年に渡り自然のフィルターに濾過され、三島に湧き出した真の「Mother Wator」(母なる水)を使用しています。
味わい
熟れた果実を思わせる華やかな香りがあります。口当たりはよく、喉にスゥーっと入っていきとても柔らかで、後味にも快い余韻があります。飲み方は人それぞれですが、ロックがお勧めです。
三島名物の「うなぎの蒲焼」の甘じょっぱい味わいと「チットラッツ」の華やかな香りと心地よい口当たりは最高の相性で、口の中に残ったうなぎの脂っぽさを綺麗に洗い流す効果もあります。
ネーミング
商品名「チットラッツ」とは「少しずつ」の意味の三島ことば。「いい素材に恵まれて、贅沢な本格焼酎だからガブガブ飲まずにチットラッツ飲もう」という意味と、「チット=少し」「ラッツ=ネズミ」だから、「ショウ(少)チュウ(ネズミの鳴き声)」というシャレのきいた意味の2つがあります。
デザイン
木村美穂さんは三島出身のデザイナーです。現在、伊豆の国市で観光プロデューサーとしても活躍中です。ポスターやカタログの制作も数多く手掛けております。清水詔子さんは三島出身のイラストレーターです。フランスへの絵画留学後、三島を根拠に活動を続け、イラストレーターとして多くの実績があり、個展なども開いております。「チットラッツ」はお二人のコラボレーションにより、ボトル選び、ラベルデザインが決まりました。
木村美穂
Miho Kimura
静岡県三島市出身
2002年
日本大学芸術学部デザイン学科卒業
2007年
松永真デザイン事務所、岡本一宣デザイン事務所を経て「きむら工房」を設立
ポスター、パッケージ、ロゴ、マークなどのグラフィックデザインや、雑誌、カタログなどのエディトリアルデザインなどを制作
同年10月より、国土交通省モデル事業、伊豆の国市観光地域プロデューサーとしても活躍
清水詔子
Shoko Shimizu
静岡県三島市出身
1988年
フランス絵画留学
画家jean-Pierre CEYTAIRE に師事
洋食器メーカー「Porcelaine de Paris」よりコレクション『ZIPANG』発表
同デザイン洋食器メーカー「Christofle」採用
1997年
帰国後イラストレーターとして活動中
個展ギャラリー「アートワークス」ギャラリー「プラザ」
銀座あかね画廊
沼津市立美術館モンミュゼrSho,art」展(2008)
読売新聞、三島市ストリートギヤラリー
三島大通りポスター、情報誌、静岡県粧協ステッカー制作
御殿場市「富士太鼓祭り」ポスター制作
沼津市ジョイランド ボーリング場マスキング制作
東急ホテル
静岡NPO国際フォーラムポスター、案内状等制作
渋谷ModUle ’EgyptranLoverライプ企画、フライヤー制作
三島市オリジナル焼酎「チットラッツ』ラベルイラスト
飛騨高山美術館ミュージカルポスター
大洲秋登詩集”あおくかがやいて”(かど齢房出版)挿絵、装丁
他企業パンフレット・キャラクター、ラベル、バッケージデザイン等
01. 収穫
ふっくら大きな三島甘藷を秋に収穫します。
02. 芋洗い
収穫後はすぐに作業に入ります。“チットラッツ”に使う芋は冷凍保存など一切せず、芋をきれいに洗います。芋の皮は洗えば自然とむけます。
03. 芋削り
一つ一つ丁寧に芋の根などを切落します。
04. 麹つくり
洗米、浸漬後、麹菌が繁殖しやすいように、米を蒸します。“チットラッツ”に使う麹菌は、日本酒に使用する黄麹です。
05. 一次もろみ
米麹と水、静岡酵母(New-5)3つをタンクに入れ発酵させます。一週間ほど時間をかけ一次もろみの酒母が出来ます。
06. 蒸し
下処理された芋は直ちに蒸されます。蒸気と一緒に甘い香りが蔵に広がります。
07. 砕く
蒸しあがった芋は粋砕機でパサパサの状態になりますこれを一次もろみの酒母といっしょに二次仕込に入ります。
08. 二次仕込
二次仕込は7日~14日間発酵がおこなわれます。発酵が終了すると出来る黄色いどろどろとした液を袋に入れ、上槽してから蒸留機にかけます。
09. 蒸留
出来上がったもろみを単式蒸留機で、常圧で沸騰させます。原酒で58度前後のアルコールとなります。
10. 割り水
きれいに殺菌手洗された一升瓶に三島の湧水を汲み、蔵元へ運ばれます。この水を加えてアルコール度数を調整します。
11. 出荷
25度に割り水された焼酎をびん詰していきます。この時、最終チェックも行ないます。焼酎のびん詰めが終わり、ラベルを一枚一枚手作業で貼り、出荷となります。